地元の人たちのボランティアに対するお接待、「ボランティア感謝の集い」は簡素で温かいものでした。
会場の外では、おにぎり、カキ汁、ちゃんこ鍋、魚のつみれ汁、などがボランティアさんたちに振る舞われました。
前回レポートのIさんには会うことが出来て写真をゲットしました。
(齢31歳だそうです、ジツワ)
今回会えなかったけど、震災当初から2~3こちらでリーダーを務めていた、長野のHさんも強く印象に残る男性でした。
細身の体に短髪眼鏡、戦闘帽子を被せたら、学徒の2等兵という感じの人でした。
現場では黙々と人の倍も仕事をしていました。
Hさんが大声で笑ったとか、冗談を言ったとか噂が囁かれたこともありました、が、デマでしょう。
とにかく、寡黙の人でした。
作業初めと終わりの挨拶も、モジモジしながら、寡黙に済ませていました。
が、ある日のHさんの言葉は、ある意味私の人生を少し変えました。
県道わきの秋の背の高い草刈りの仕事のあとでした。
草を刈ったあとには、カン、ペットボトル、果てはテレビまでたくさんのゴミが出てきました。
「今日は、震災と関係ないゴミがたくさん出てきて悲しかった」
そのあと私は岩手県の大槌町に行くことがあり、帰りのバスの窓からちょっとした光景を目にしました。
国道脇のお店の人が、舗道に、どうぞ休んで下さいという看板を添えてベンチを備えていました。
その時ベンチには誰も座っていませんでしたが、ベンチの足元に空き缶が二つ残されていました。
埼玉に帰ってから、私は外出したら1日1個だけ空き缶、ペットボトルを拾うことにしました。
1個だけに限定した理由は、私は根性が狭いので、それ以上拾うと捨てた人間に対してアタマにきそうだったからです。
あれから三年、今も空き缶拾いは続いています。
結構癖になるもので、調子のワルイ時は、うっかり5つくらい拾うこともあります。
私はママチャリなんでこんなことができるのですが、車の皆さんは真似しないでください。
渋滞、事故のもとです。
長々とすみません。
Hさんは私にとって最高のリーダーでした。
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どりあん (日曜日, 15 3月 2015)
寅さんレポート、心に響きますね
寅さん、そちらの空気が合ってる?
東北の人って、とっても人なつっこくてあたたかいから
素直になれるのかな?
いい人との出会いは
寅さんが素直な心で人を見てるからできるんです
今年もいい出会いがあるといいですね
寅次郎 (月曜日, 16 3月 2015 00:41)
素直だなんて褒めてもらって恐縮です
実は、男の分際でエラソーにしている親父たちとはしょっちゅう喧嘩しています。
もちろん口喧嘩です。
ヤバそうになったら逃げ出す準備はしています。
戦争と違って個人の口喧嘩は逃げられるのがよいところ。
ただ、今のところ連戦連勝ですね(ざまーみろ)
順々 (月曜日, 16 3月 2015)
寅さん
喧嘩上等!
good job!
寅次郎 (火曜日, 17 3月 2015 00:11)
私の関節はリウマチで虫食い状態なんで猫の頭ををひっぱたいてもこっちの手の方が物凄く痛い、
なもんで、私は喧嘩は実戦となると大変弱い
これナイショね