8/31(月)小林節講演会レポート(ケンちゃん)

テーマ「憲法の危機と闘う方法」


・安倍、菅、谷垣などがしつこく『平和法案であって、戦争法案ではない』と言っているが、海外派兵できない国が海外派兵出来てしまうのだから、明らかに戦争法案である。


・自衛官は、警察官だったのに軍人になってしまう。

 

・立憲主義とは、「オイ!権力者よ!憲法守れ!」ということである。

庶民が「憲法守ろう」と言ってもしょうがない。憲法は守るのではなく、守らせるものである。「憲法を安倍に守らせよう」と言わなければならない。

 

・公明党は自民党と一緒だと 思わなければならない。最近、公明党の議員は、目が合うと、目をそむけるようになった。

 

・安保法制が違憲であるというのは決まっているので、あとは安倍政権の存続を許すか許さないかだけである。

・「存立危機事態」アメリカが戦争に巻き込まれた場合、というが、アメリカが戦争に巻き込まれたことは今まで一度もない。すべてアメリカが仕掛けたのである。

 

・ 日本国民が一人一人オーナーとして「日本丸」に乗ったが、船長チームが狂っている。狂ったクルーが戦争を始めると、原理主義が日本にやってくる

 

・「北朝 鮮、中国の脅威」がよく言われるが、北朝鮮などはミサイルを一発撃ってきたら、それで終わりになる。アメリカはシミュレーションをしっかりやっていて、 1~2週間でかたがつく。中国は、アメリカや日本と同様、経済的にズブズブなので、もし戦争をやったら第三次世界大戦になり終わる。確かに中国は、建国以 来、ウイグル、チベット、内モンゴルを併合し、領土が三倍になった。しかし、台湾は専守防衛をやっているので取れない。故に、日本は、今の国力で憲法のも とに専守防衛をしていれば大丈夫。

 

・たった3割の得票で7割の議席を得ているのがおかしい。次の参院選では選挙制度を変えることはできない ので、民主党と共産党の野党協力が必要だ。(維新東京も。柿沢は好青年で期待できる)大阪維新は、いずれ消える。自民党にすりよっても、いま自民は議員が 余っている。橋本は冗談すぎる。松井はただのヤクザ。

 

・今度の選挙で自公体制を倒せば、アメリカ独立戦争の精神を体験することができる。「我々が幸福になるために政府を創ったんだ。そうでなければ取り替える」

 

(小林語録)

・自民党ーただのバカじゃない悪党(覚悟を決めたバカ)

 

・公明党は権力の小判鮫

 

・戦争は高額な花火大会

 

・レッドアクションで、赤で埋まった会場を見て『もう少し洒落心がわかっていれば赤いネクタイでもしてきたのに。アメリカの大統領選挙では紺のブレザーに赤のネクタイがいちばん映える。帰ったらかみさんに言っておく』と言いながら、会の終わりには胸に赤いリボンをつけていた。 

(なかなか洒落たオッサンだ)

 

・『レジメは今読まないように!家に帰ってから読むように。大学の講義のようになってしまうから。』

 

・『アメリカに勉強に行ったときに、「君は改憲論者として有名な」と言われた。長くやっていれば人間変わる』

 

・SEALDsの奥田君はいい奴だが、まだ少し知力と胆力が足りない。『安倍のバカと言っていいか?』と聞かれたので、『いいよ』といった。奥田君は『安倍のバカ』とそのまま言ったら、かなりのバッシングを受けた。可哀想なことをした。

 

ケンちゃん感想

第三回レッドアクションで、小林節(慶応大学名誉教授・弁護士)講演会にパトラのパパと参加しました。愚直な婆ちゃん、お疲れ様でした。

青木理さんは、スマートで歯切れのいい語りでしたが、小林さんは辛口ですがユーモアたっぷりの語りでした。

 

話の途中、赤いものを身に付けたおBAさん三人。邪魔にならないように身をかがめて後ろの出口に向かって退場。(トイレ?) 小林さん、すかさず『面白い格好ですね。珍しい動物のようですね』

 (場の雰囲気はなごんだが、口の悪いオッサンだ。)

 

お茶、水を持って話すのは、『ぜんそくで、途中で咳が出ると止まらなくなるから』とのこと。

 

 ・・・以上、ケンちゃんレポート・・・


主催者あいさつの動画  ←クリックしてください


参考に小林節さんの動画をご紹介します。

右翼の集中砲火を浴びた元朝日新聞記者を支援する「負けるな北星!の会」主催の「なぜ私は自由に生きるのか」音声と静止画です。

なぜ彼を支援しようと思ったのか、ご自身がハンディを持って生まれてきて、どんな子供時代を送ったのか、どのように人生を切り開いてきたか、今何を思うのか、というお話でした。

これを聞いたら、国家権力にひるまず立ち向かう小林節先生のファンになることと思います。

 

こちらの動画は長いのですが、ユーモアたっぷりでわかりやすいです。12分くらいから小林先生のお話が始まります。

「アベをバカだというのは名誉棄損にならない」その訳は…爆笑です。